2019/11/12 02:46

今季のミニトマトを毎年行っている 野菜の健康診断に出したところ、

大変高い抗酸化力、糖度、ビタミンCの値が検出されました。
また、植物体内に必要なのですが、多すぎると問題がある 硝酸イオン 
の数値は検出下限以下の低い数値となりました。

有機JAS認証を超えた次のステージを目指しています!
栄養価の高く、食べて下さる方の健康に貢献するお野菜を目指して・・・
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大切なことは、こうした数値が何故出せるのか?
出す術を知っている事。
だと思います。

土づくりから始まり、どのような肥培管理を行い、
作物さんのお世話をすると
このように硝酸イオンが代謝をして
糖やビタミン、そして抗酸化力の元になるリコピン等の
物質に変わってゆくのか、
そのメカニズムを知り、
そしてそのために必要な こと を
適した時期に行えるかどうか
それが栽培技術だと思います。

一昨年は高い数値がでたトマトミニトマトでしたが、
昨年の数値は下がりました。

それは、あることをしなかったから。
(と類推しました)
今年はそれを実行しました。
そして結果がでました。

肥料も堆肥も化学合成農薬も使用しない自然栽培と
有機農業の違いは、
肥料を施すことによって、
作物さんをより栄養価の高い作物に育っていただくように促すこと。

ではないかと
私は考えています。

そしてそこがピッタリとはまると、
人様の健康にお役に立つお野菜に育ってくれる。

そこが有機農業の醍醐味だと考えています。


それに加えて、昨年から新たな 

「断根栽培」

という 作物の生理的な状態を強くする技術も教えて頂きながら、
苗を育て栽培を行っております。

これらが複合的に絡み合ってこうした数値が出てきているのだと
考えています。

それでも、今年はしようと考えていたお世話が
十分にはできませんでした。

来年に向けての土づくりを
年内には始めて行きます。

そして、自家製液肥のポテンシャルの上げ方も
どの様に素材を醗酵させてゆくのかで
大きく変わってゆくことも
ここ数年の経験値で分かってきました。

より栄養価の高いお野菜
そして病気を治せるお野菜を目指して

私たちの挑戦はまだまだ続きます!